先日電車に乗っていて気づいたことがある。
車輪がレールの継ぎ目を走る音が進行方向の前の車輪と
後ろの車輪では音が違うのだ。 前は「がたん」、後ろは「ごとん」である。
正確に言うと車輪は2つずつついているので
音は「がたんがたん、ごとんごとん」である。
このことは、ちょっと物理学を学んだものであれば,ドップラー効果
(救急車のサイレンの近づく音と遠ざかる音の違いのあれである)
で説明できるので特別な発見ではないのだが、意外と意識して
聴いていないと気がつかない。
しかも列車の外からこの音を聞いても、
定点で聴いているので「がたんがたん」と音程は変化しない。
微妙な差異であるが、音響効果を扱う私としてはこの差異のリアリティは見逃せない。
通勤電車もぼーっとしないでいると、こういう発見がある。。。