裏と表はあった方がいいのか?悪いのか?

最近の新しい家は何故かオープンキッチンが多くなっている気がする。
調理する人と食べる人とのコミュニケーションのためなのだという。
しかし料理には調理という過程と実際に食べる時間という二つの要素があり、
調理という準備段階をオープンにするという行為が果たして良い事なのか?

電車の中で化粧をする女性や楽屋話を失言してしまう政治家、
世の中は表と裏の境目がなくなってきている。
終演後に役者のトークショー、パンフに載る制作の苦労話。
果たしてそれで良いのか?
私は裏を見せずに出来上がった作品で勝負したい。
そういう意味で「寅さん」のまま消えた渥美清には感服する。

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